駅のエレベーターの位置確認

 

小さなお子さんやお年寄りがいるグループを案内するとき、エレベータの位置の確認をしておくと、喜ばれます。特に駅のエレベーターは分かりにくい場所にあるので事前確認が必要です。

 

■ バギー利用のお客様を電車でご案内した時のこと

 

先日、オーストラリア人のご家族を東京観光に案内しました。40代のご夫婦の間に、11才の長男と8才、6才、2才の3人娘がいる6人構成の大家族でした。特に2才の女の子はバギーに乗って移動するので色々苦労しました。この日は雨で電車を乗り継いで移動するので、利用する各駅にエレベータがどこにあるか、事前に確認しました。

 

■ 駅を利用する時はエレベータの位置を事前確認すべし

 

子供を乗せたバギーを駅でホームに運ぶにはエレベータが必須ですが、その設置個所は便利な所にある確率は少なく、見つけにくいことが多いです。そのため、事前に場所の確認をしておかないと、お客様の前で右往左往することになり、不安を与えてしまいます。

 

■ 失敗例

 

今回、浅草駅で下車して地上に上がろうとした時、こんなことがありました。小さなエレベータに家族全員が乗った後、私も乗ろうとしたところ、定員オーバーでブザーが鳴ってしまいました。仕方なく、私は階段で地上に上がることにし、かなり離れたところにある階段を利用して駆け上がりました。

 

上がってエレベータの出口を探したのですが見つかりません。お客様とはぐれそうになり、慌ててしまいました。夜の雨の中ので出来事です。自分はエレベータの場所とはかなり離れた所から階段を使ったので、地上のエレベータの出口が自分の頭の中ではこの辺と見当をつけていたのですが、見当たりません。

 

その時、「Here, here」とお客様が呼ぶ声が聞こえて来ました。出口はなんと広い道路の反対側にあり、そこに家族6人が雨に濡れながら私を呼んでいたのです。

 

■ エレベータの事前確認では実際に乗ってみるべし

 

エレベータの乗る位置は事前確認していたのですが、実際に乗って地上の様子を確認しなかったことが原因でした。従って事前確認では実際に乗ることが大事と思いました。

 

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